オンライン講座・オンラインコミュニティ、加入前に確認すべきこと2つ。最低限相手会社に必要なものがある。-相手先の会社の不備で、退会システムが動かなくなり、退会するのに苦労したレポート。-
00.はじめに
オンライン講座に申し込み、そこでの講義が終わった後、そこで開催してくれているオンラインコミュニティに入会しました。
いろんなレベルの方がいて、気のいい方々がたくさんいらして、とても楽しいコミュニティーでした。
しかし、自分のスケジュール的に、参加が難しくなり、退会を決めました。
そこで退会手続きをしようとしましたら、
- 入会時にあった、退会システムが使えなくなっていて
- そのコミュニティーの事務局とのメッセージのやりとりもできなくなって
いました。
最近は、SNSのシステムを利用して、
- 気軽にオンライン講座が受けられたり、
- コミュニティーに入ったりして便利ですが、
いざ退会となった時に会社側の運営に不備があると退会ができなくなってしまっているということに気付かされました。
消費者である自分の側にも、入会前に確認しておくべきことがありました。
誤解がないように申し上げますが、私が加入していたコミュニティはとても良いコミュニティでした。
代表の方もとても熱心な方で、その後ろ姿を見て、尊敬もしています。その気持ちは変わりません。
それでも、人には向き不向きなことがあり、良い方だけど、会社運営の事務仕事は出来ない方なんだなと思いました。
00.はじめに
01.会社側とやりとり出来ている時には気付けない
01.会社側とやりとり出来ている時には気付けない
入会後はSNSでつながって、しっかり案内してもらえるので、全然気付けませんでした。
加入後8ヶ月経過して、退会を決意しました。
DMで退会したいので、どう手続きしたら良いかを教えて欲しい旨を伝えました。
ご返信いただけませんでした。
入会時の案内メールにもしかしてあったかな…
メールに添付してあった、その会社のホームページURLのリンク先がなくなっていました。
URLが無効ということは、ホームページ会社との契約が終わってしまったのかなと思いました。
それから、LINE、メインで利用していたSNSからDMを送るが返信なし。
経営の様子もわからないので、そのまま2週間後、1ヶ月後等でDMを送りました。
返事ない。
お返事いただけないと、退会出来ない…。
困ってカード会社さんに相談することにしました。
02.カード会社に相談
カード会社への相談内容
- カード会社で支払いを止められるか
- 止められないならカード契約自体を一旦解約できるか。
ここで心配だったのは、解約した場合、私側が支払い義務を怠ったということになるのか。
カード会社さんの相談内容への回答
- カード会社で支払いを止められるか
➡️止められない。
会社からの請求がくれば、カード会社さんとしては支払い手続きを進めるしかないとのこと。 - 止められないならカード契約自体を一旦解約できるか。
解約した場合、私側が支払い義務を怠ったということになるのか。
➡️解約をすることはできるが、支払い義務を怠っているということになると思います。
カード会社さんからのアドバイス
➡️消費者センターさんへ相談してみてください。
となったので、消費者センターさんに相談しました。
03.消費者センターさんに相談
消費者センターさんへの相談
自分の住まいの地域で相談場所を探しました。
➡️ https://www.kokusen.go.jp/map/index.html
04.消費者として確認すべき2点をアドバイスされる
消費者センターさんから、「契約する前に、相手会社さんについて確認すべきことがある。」とアドバイスされました。
契約をする時は、
- 解約ルール
- 契約者(会社)側の所在地・電話番号
が、あるかどうかを確認してから契約するのが消費者側としての責任である。
というようなことを話されました。
解約ルール、会社側の所在地や電話番号を明記したものが必要な理由は、
契約者(会社)側の所在地があれば、内容証明で、解約希望の旨を本人からも送れるし、消費者センター側からも指示的な通知が送れる。
でも、この状態だと消費者センターさんも打つ手が難しい。
ということだそうです。
そう言われると、他の講座、コミュニティのオンラインでは、最初に「解約ルールと会社の所在地・電話番号」を示した通知がメールまたは郵送で送られてきたな…。と思いました。
05.とにかく解約する努力を続けるように
解約する努力
- このままだと、何も変わらないから、とにかく連絡取れる連絡先にしつこく連絡するように。
と、アドバイスされました。
同時に
- 支払い停止の抗弁書 を作成するように。と、アドバイスされました。
何度も連絡しているのに、返事がない等を併せて、その支払い停止の抗弁書を消費者センターさん側から、カード会社に提示して、カード決済停止の手続きを進めることができるかもしれない。
とのことでした。(確約ではない)
特にアドバイスされませんでしたが、
さらに、念の為これらメッセージのやりとりをスクリーンショットで保存しておきました。
今後の連絡では、
カード会社と消費者センターにも相談している。
ということを明記して連絡を入れるように。
ともアドバイスされました。
06.アドバイスに従いアドバイス通りにすすめた
さらに、アドバイスに従ったDM送りました。
同時に支払い停止の抗弁書という書類も作りました。
07.展開
すみませんでした。というメッセージと共に、DM返信いただきました。
そこで、引き落としが止まり解約できました。
↑ただし、この時点では、代表の方が、人として悪い人ではないにしても、仕事は出来ない人な可能性があると思ったので、
本当に解約されているかどうかは、引き落としがないことを2ヶ月間確認しました。
08.罰したいわけではない
相手の会社さんを罰したいわけではなく、単に私の権利として退会したかったから退会努力をしました。
消費者としての責任も、恥ずかしながら初めて知りました。
反省と共に、他の契約の時に、なんとなく受け取っている相手先の所在地電話番号解約ルールを通知してくれている会社さん、さらにそれを書面でも送ってくださる会社さんはしっかりしてくださっていたんだなと感謝しました。
こういった点に気をつけつつ、これからも、便利なものとして発展したものは、利用しながらいこうと思います。
痛い目を見たからしないのではなく、痛い目を見たから、次は賢くで。