贈答品の胡蝶蘭・みずごけからバークへの植替えに必要な物・所要時間などby初心者
2017/04/26
贈物の胡蝶蘭が咲き終わり、植替えを考えていました。
植え替えにあたりいろいろ調べましたが、調べても初心者の私には分からないこともありました。
わからないながら、なんとか植え替えたので、その内容をここに記録しておきます。
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0.ミズゴケだったのをバークに替えた理由
1.胡蝶蘭植え替えの時期
2.胡蝶蘭植え替えに必要なもの
3.植え替えに必要な時間・スペース
4.バークの大きさ・肥料の大きさ・参考費用
5.気をつけること
6.一つ成功。花芽がつきました。→成長しています。→咲きました(2017.04.23)
7.初心者の私が考える、初心者の私でも花が咲いた要因。
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0.ミズゴケだったのをバークに替えた理由
胡蝶蘭を次のシーズン(次世代)も咲かせたかったら、本来早い段階で花を摘んで(茎を切って)しまい、茎や花ではなく根に栄養を行かせるのがベストです。
しかし、私は初心者なので次世代につなげる能力(環境を整える)があるかわからなかったので、敢えて咲き終わるまで本人(胡蝶蘭)に任せていました。
そのため、最終的にはミズゴケが黒く変色してしまいました。
急ぎ調べましたら、植え替えについてミズゴケよりバークの方が胡蝶蘭が病気になりにくいとわかりました。
ミズゴケのメリットは、日本ではミズゴケ利用の歴史が長いので参考になる本・意外に身近に詳しい人がいるので話を聴ける。
バークのメリットは、この病気になりにくいという点でした。私はこちらを優先しました。
1.胡蝶蘭植え替えの時期
ベストシーズンは6月頃。
しかし、ミズゴケや根に変色や病気が見られたら季節にこだわらず植え替えても良い。だから、9月に植え替えました。
2.胡蝶蘭の植え替えに必要なもの
- ポリポット
- バーク
- 肥料
- はさみ
- ライター
ポリポット、バーク、肥料は通販で買いました。
ポリポットはそもそも一つ直径7.5~8cm深さ8cmくらいの鉢からの
植え替えでしたので、直径10.5cm半透明の商品を選びました。
ライターは、はさみをあぶるために使いました。(5.の気をつけること参照)
3.植え替えに必要な時間・スペース
慣れたら、一つ30分強で植え替えられます。
ミズゴケがぎっちり詰まっているので、
根っこを大切にしながらミズゴケを取り除くのに時間がかかり、
最初の二つは1時間弱ずつかかりました。
また、けっこう散らかるので、新聞紙を一枚広げた上で
作業した方がいいです。私は雑誌見開きで使いましたが
外側にかなり飛び散りました。
4.バークの大きさ・肥料の大きさ
これは選ぶ商品によっても違うと思いますが、特にバークの大きさや量・肥料の大きさが調べてもわかりませんでしたので、適当に買いました。(肥料は「中粒」を選びましたが中の粒は写真のようにまちまちでした。)
バークの量は、直径7.5~8cm深さ8cmの物を直径10.5cmのポリポットに植え替えで5リットル袋を3/5くらい使いました。
※写真は4鉢に使った残りです。
参考費用
ポリポットは半透明10.5cm 100個 1,080円
バーク 5リットル 480円
マグァンプK 中粒600g 903円
=合計4,240円(送料・代引手数料など含めて)
ポリポットとバーク・肥料のお店が異なり、合計二店舗さんから購入。
5.気をつけること
植え替え時に、傷ついた所や切り口から菌が入って病気になることに細心の注意を払う必要があるようです。はさみをあぶりながら使うのはそのためです。
作業に入る前、ミズゴケを取り除いた後バークを触る前、一つの鉢の作業が終わった後にはいちいち手を洗いました。
植え替えが終わったら、切り口から菌が入らないように水をあげるのは1週間以上置いてから。
胡蝶蘭は難しいというのはこの清潔さを保つことであると解釈しそのように行いました。
透明のポットを利用する必要はないように思いましたが、生育していく段階で根っこが病気(色が悪く)になっていないか見られるので良いと思いました。
ここまでお読みくださってありがとうございます。
私は初心者でまだ次世代咲かせていませんが、今のところ葉っぱの様子は青々としています。
6.一つ成功。花芽がつきました。
とうとう咲きました。2017年4月23日
7.初心者の私が考える、初心者の私でも花が咲いた要因。
案内にあった内容を忠実に辿ったという点はもちろんですが、おそらく胡蝶蘭が「病気に弱い」という点を気にして、ミズゴケからバークに植え替える時に、
- 根の始末をする時に炙ったハサミで切る
- 一鉢作業が終わるたびにしっかり手を洗う
というところにこだわったからではないかと思います。
いちばん気をつけた点です。
「菌」で病気になって死んでしまうことが多いという記述をどこかで読んだからです。
とにかく咲いてうれしかったです。