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羊肉・おいしい?独特の臭いの強さ?本当にダイエットに効くのか?

      2016/11/21

羊肉の部位図
おいしい羊肉を食べたいけれど、独特の臭いが強い場合がありますよね?
でも、おいしく食べる人たちがいるんだからきっとおいしいはず。
何かおいしく食べるための方法があるのでしょうか?
また、なんでダイエット(痩身)効果があると言われているのでしょうか?

1.ラムとマトンの違い
2.ラムとマトンの特徴
3.本当にダイエットに効くの?
4.部位と特徴

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1.ラムとマトンの違いは?

ラムとマトンの違いは年齢です。
ラムは生後1年未満の仔羊肉、マトンは永久歯が二本以上生えている(約20ヶ月)以上の成長した羊肉です。
ラムとマトンの間はホゲットと言います。
また、生後2~3ヶ月で母乳のみで育った仔羊肉をミルクラムと呼びます。

2.ラムとマトンの特徴

ラムとマトンを比べると、
ラムは羊肉独特の臭いはなく肉質もとてもやわらかく、マトンは脂肪の融点が高く、独特の臭いがあり、味に深みがありますが肉が硬いです。

ジビエ料理のイノシシの話でも、子供イノシシは獣臭がなく、大人のイノシシは獣臭が強いとあります。動物も加齢臭があるような説明でした。

本当にダイエットに効くの?

一時、羊肉がダイエットに効くともてはやされました。
理由は二つ

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  • 脂質をエネルギーに変える時に必要なL‐カルニチンというアミノ酸の一種が羊肉には他の肉に比べて多く含まれている。
  • 羊肉の脂肪の融点が高いので吸収されずに出て行く。

と言われたからでした。
しかし身体に入れた養分はチームワークで働くのでL‐カルニチンだけを大量に摂取しても、「健康」という大きな観点で見た時にはなんでもバランスよく食べてよく寝てよく運動するということが必要なのではないかな?と思います。

その真偽はわかりませんが、おいしくたべるにあたっては、
羊肉の脂肪の融点が高いので、冷えると固まってざらついて癖が鼻につくので、油が溶けている熱いうちのほうが良いそうです。

一時はスーパーに並んでいたのに、基本的に並ばなくなったのは、ダイエット目的で「おいしく食べる」を置き去りにしたからではないでしょうか?
食べ物は「おいしいね。また食べたいね。」という感覚がなければ継続しないのではないかなと思いました。

4.部位と特徴

ネック…筋肉が発達していてかたい。シチューに使われるが多くは加工用。
ショルダー(肩)…脂肪が多く、脂肪がのったモノほど風味がいい。バーベキュー、シチューによく使われる。
ロイン…赤みが脂肪で覆われていて、肉質はやわらかく味がある。ロースト、バーベキュー、ソテーなど幅広く使われ味も最高。
フランク…ばら肉と呼ばれる部位。角切りでカレー、シチューなどの煮込みに使われる。煮込む前に一度ゆでこぼし脂肪のくせをとって香辛料をたっぷり使うことが多い。
もも…肉質のやわらかい部分で厚みもあるので、ロースト、スモークなどにされる。グリル、ソテーにも使われる。

強いくせを避けておいしくいただいて好きになれればと思いますが、

L‐カルニチンの含有量は、100g中、マトンで約200g、ラムで約80gでマトンの方が多い。
でもマトンの方がにおいの癖が強い。

ダイエット目的の利点とされている特徴が、融点が高いので吸収されづらいとされているのに、おいしさを考えると熱いうちのほうがおいしいというのも効果的とおいしさの難しさですね。

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