40代独身女性の知っておきたい結婚式に着物で列席するための着物・髪型/NGの着物・髪型
2016/12/03
結婚式にお招ばれした時に、華やか且つ上品な装いと言えば着物。
日本人の民族衣装と言われるだけに多少ルールがあるので着てみたいけど無難にワンピースという選択をされている方も多いのでは?
また、従来より多少ルールが自由になったとは言え、若いお嬢さんのちょっとしたNGでも、我々40代独身女性のNGはちょっと怖くて躊躇しちゃいますよね。
でも私は、せっかくならと着物にtryしました。
ただし、やはりお作法やルールはあり、専門家やお好きな方、ご年輩の方などお気になさる方もいます。そこは私も大切にしたいので外せないルールは守りつつ、着物を楽しみました。
ココだけは押えておきたい外せないルール3つをお話しします。
1.「振袖」「訪問着」「色留袖」
2.着物とシーズン/布地と柄
3.髪型
1.「振袖」「訪問着」「色留袖」
「振袖」は未婚女性の格式高い礼装ですが、結婚式に列席する10代の方におすすめの礼装です。
年齢・既婚・未婚を選ばない準礼装は「訪問着」です。
「色留袖」も独身女性が着用出来る着物ではありますが、胸元にも模様のある「訪問着」はテーブルについている間も華やかさがあるのでステキです。
2.着物とシーズン
和服は日本の季節感にも敏感で、「衣更(ころもがえ)」という概念も大切です。
5月までは袷(あわせ)、6月は単衣(ひとえ)、7月8月はうすもの(絽、紗、上布など)、9月は単衣、10月からは袷と決まっています。
また、桜の柄は春に、紅葉の柄は秋にと、柄と季節にも相応しさがあります。ただし、最近では日本を代表する「桜」はオールシーズンO.K.という風潮になってきています。
3.髪型
ショート・セミロング・ロング共に襟足を出すような髪形が基本。
髪飾りはシンプルなものなら良いですが、不必要であると言われているくらいです。特に生花による髪飾り原則的にNGです。
お花を差す場合は造花で主張し過ぎないものを選びましょう。
40代は夜会巻、毛先を遊ばせずに隠すような上品なスタイルが良いです。
シニヨンにまとめる場合は耳より下でまとめ、落ち着いた雰囲気が相応しいです。
ちなみに…
30代も夜会巻が好ましいですがシニヨンにまとめる場合耳より高い位置で若々しい印象を与える雰囲気が相応しいです。
20代は盛り過ぎずスッキリまとめ、サイドにツイストや編み込みなどをするのもいいでしょう。
花嫁が主役ということを念頭に考え、上記3点に気をつければ大丈夫だと思います。
シンプル且つエレガントな雰囲気でという基本を考えれば、自ずと派手で奇抜な装いにはなりませんよね?
私が着物レンタルを利用すると決めた理由
せっかく列席するなら(40代ともなれば嫁に行く友はあらかた嫁に行き、私も含め行ってない者はいつ行くのか不明。もうそうそうこの先列席することもないかと思いました。)着物にしてみようかなーと思いました。
着物を購入する場合はお店の方は専門家ですので相談しながら買えますよね?
でも購入するほど度々着るとも思えないし、購入後は管理が大変。
レンタルだと最近では、着付けに必要な物や草履・バッグ一式がセットでレンタル出来る着物というのもありますし、賢く楽しめます。
ただしレンタルは人気の物は早くご予約が決まってしまうので、列席が決まったらすぐにチェックしましょう。
貸し出しと返却に余裕を持たせてくれるお店ほど、ご予約可能日に限りがあります。
私はワンピースを購入するかどうか迷いましたが、きちんとした物をと思うと普段使いがあまりないのに予算的に幅を取るので、着物レンタルを利用しました。
インターネット上でも、言葉のやり取りがないという距離感を埋めるために、選びやすいシステムを作ってくれているショップさんもありました。40代に相応しい装いを選ぶために、選ぶ範囲を40代で絞れ、注文時にこちらの年代を伝えることで、小物も相応しい物をチョイスしてくださるので助かりました。
でも、一応私はNGルールや賢い利用法をいろいろ調べました。
調べて、この3つだけは重要と思ったものをまとめました。
ちなみに、
お洋服で列席する場合もコサージュに生花は原則NGです。生花は花嫁のものです。