宝石を買いに行く前に少しだけ知っておきたい宝石の話②~貴金属
2016/11/25
貴金属について
1.貴金属の種類
2.貴金属の条件
3.合金に使用される金属
4.宝飾品の種類
5.指輪のサイズ
1.貴金属の種類
宝飾に使用される貴金属で代表的なものは、金、プラチナ、銀。
その他合金の材料に使われるパラジウム、メッキの材料に使われるロジウムも貴金属に含まれます。
2.貴金属の条件
- 美しさ
- 加工のしやすさ
- 耐久性(変形・変色しにくい)
- 希少性
純度100%の金、プラチナ、銀はやわらかすぎて加工のしやすさ・耐久性の条件を満たせないので、ほとんどの場合は銀、銅、パラジウム等と合金する
任意性ではあるが大蔵省造幣局は貴金属純度検定を行い、許容誤差0.3%以内のものにはマークを刻印している。
金:日の丸・ひし形(ひし形の中に純度)1000、917、835、750、585、500、375
銀:日の丸・ひし形(ひし形の中に純度)1000、950、925、900、800
プラチナ:日の丸・ひし形(ひし形の中に純度)・長方形(長方形の中にPt)
3.合金に使用される金属
金
- イエローゴールド
銀と銅を合金する。銀の比率が多いと青白い色、銅の比率が多いと赤っぽい色になる。K18、K14が一般的。 - ホワイトゴールド
合金することにより、金色を白くしたもの。ニッケル、亜鉛、銅、パラジウムを合金したものがる。日本ではK14が多い。
プラチナ
- パラジウムとの合金。純度900のものが多い。
銀
- 銅と合金。日本では宝飾用としての使用は少ない。
4.宝飾品の種類
ネックレス、ブレスレット、イヤリング、ピアス、ペンダント、プチペンダント(石の入ったペンダントをネックレスに直接つけたもの)、帯留め、ブローチ、髪飾り、アンクレット、指輪、カフス、タイ留め等
5.指輪のサイズ
指輪のサイズの表し方は国によって違う。
日本は1番が直径13mm、円周40.8mm、1サイズ大きくなる毎に円周が約1mm大きくなる。