ネットを越えた?陣地をはみ出た?今の何で有効?ナンでダメ?よく聞かれるバレーのルール
2016/11/17
国際大会の季節がやってまいりました。
中でもオリンピックという世界的に大きな大会となると、普段そんなに興味がない競技も、自分の国の選手が出ていると、つい観てしまう・応援してしまうものなようですね。
ここ何十年も、五輪出場というだけでまずはすごいこと!になるバレーボールですが、バレーボールを授業以外でしなかった人と一緒に試合を観ていると、よく尋ねられるルールが三つあります。
じゃんじゃんルールが変わっているので、リベロ制やタイムについても尋ねられますが、それはルールが変わったせいなので、その話はまた別でするとします。
ソウル五輪の頃からよく尋ねられる質問があります。バレーボールを体育授業以外でやらない人は、あまりそこまでやらないからなのだと推測します。
- パッシング・ザ・センターライン
- オーバーネット
- マーカー外
この三つです。
いずれも陣地に絡んだルールで、パッシングはネット下、オーバーネットはネット上、アンテナの外はネットの外、の話です。
【パッシング・ザ・センターライン】
これは、バレーはコンタクトスポーツではなく、相手のコートに入ることはまずありません。しかし、アタック(スパイク)後、着地する時に相手コートに少し入ることがあります。その時に、センターライン(敵陣・自陣の境界のライン)を踏んで相手のコートに足が入るのは有効で、ラインを越えて相手のコートにすっぽり足が出ている場合反則。
【オーバーネット】
相手のアタックをネット際で止めるブロックをする時に、ネットに対して90度(垂直)手を出すのは有効で、90度を越えて相手側に手を入れる(しならせる?)のは反則。アタックに対してのブロックは有効で、トスを上げる行為に対してはネットに対して平行は有効で、それを越えると妨害になるので反則。
【マーカー外】
敵陣と自陣を分けるセンターラインの幅内でのボールのやりとりが有効なので、ネットにはアンテナと呼ばれる棒が立てられています。この幅の外側から相手コートにボールを返すのは無効。ちなみにつまり、アンテナ外はコートではないから、選手がアタック、レシーブ後にアンテナ外で相手側に入るのは反則ではありません。
いずれもゲームを観ていると、「なんでいいの?」「なんでダメなの?」とよく尋ねられます。
これはバレー経験者あるあるではないでしょうか?よく尋ねられますよね?