最初に使った韓国語勉強の本【ゼロからしっかり学べる!韓国語[文法]トレーニング/木内明】
2020/10/29
00.はじめに
いちばん最初に使ってみた韓国語の勉強の本です。
※今は装丁が変わっているようで、…多分、これだと思うのですが…
店頭で、何種類もある中から、情報が整理されていて「使いやすそう」と感じてこの本を選びました。
2006年…仕事がまだまだ暇すぎて、なんかしようかなと思って、せっかく聴き取れる部分がある言語だし、おもしろいかなと思って勉強してみようと思いました。
結局この一冊を勉強してから、継続して勉強したいと特に思わなかったので、ずーっと続けなかったけど、いよいよ2018年9月に勉強したいと思って始めた時、本当にこの本がすばらしかったなーと感じました。
この本を選んだ自分を称賛します。
00.はじめに
01.この本を選んだ理由
02.この本の残念な点
03.この本を使ってみてのよかったこと
04.自分なりに言語をこの一冊で勉強して感じたこと
05.この本を学んだその後会話の勉強をして…
01.この本を選んだ理由
- 基本の母音、基本の子音、激音・濃音、複合母音、パッチムの発音を発音記号で書いてくれていた
- Lesson40まであり、1Lesson4ページになっている。
2ページがそのLessonで学ぶこと、2ページが問題で確認すること、が出来る。 - 5Lesson毎に、5Lessonの内容をまとめた会話文がある。
02.この本の残念な点
- 発音ルビをカタカナで表示している
- なぜだー?!せっかく最初に分解して説明してくれているところは発音記号なのに…と思いました。
- 子音・激音・濃音の名称がない
後の説明「ㄴ添加」の所で「ㄴ」に「ニウン」とルビがあるがそれ以外はご紹介なし。
これは、暗記まで出来なくても、自分が間違った表記をした時に、例えば、「それは、ギョッじゃなくて、サンギョッだよ。」って言われて分かれば、話が早いと思うので、あったらよかったように思います。
03.この本を使ってみての良かったこと
- 問題の場所としての構成が、日本語/韓国語(韓作文)、韓国語/日本語(訳文)でいい位置に並んでくれているので、本を折ると、どちら側からも二重に学べる。
- 5Lesson毎に、まとまった会話文とそれに関する問題がある。
その会話文が5~7行程度の量で、ナチュラルスピード(ネイティブスピード程早くないけど、ナレーションスピード少し遅めくらい)、超ゆっくりスピード(単語を区切るような感じ)の二度話される。それが、最初はナチュラルスピードが難しくても、超ゆっくりスピードから聴き慣れるような構成になっているのがよかったです。
04.自分なりに言語をこの一冊で勉強して感じたこと
- 発音の変化について、有声音化/連音化/濃音/激音化/ㅎの弱化/口蓋音化/舌側音化/鼻音化/ㄴ添加は、記憶しようというより、言い慣れたら自然にそうなるように思いました。
- 問題の場所としての構成が、日本語/韓国語(韓作文)、韓国語/日本語(訳文)でいい位置に並んでくれているので、本を折ると、どちら側からも二重に学べるのがよかった。
05.この本を学んだその後会話の勉強をして…
本で、独学で、という勉強の仕方の最大の弱点は、「人と会話していない」ということです。
結局、私のこの発音で通じるの?!
ここが不明なままでは勉強は続かないなというところです。
そして、他の語学を学んで思ったのは、自分が発音できる(パーフェクトではなくてもいい)音しか、耳に入って理解できない。
ということです。
ですが、2006年のこの時点では、「この内容を学んでみたことがある」という程度で満足でした。「ちょっと知りたい」が目的だったからです。
2018年になって、会話を聴き取りたいと思った時に、人について学び始めました。
1年半くらい「会話」を学びましたが、それがなかなかかなわなくなり、今はまた独学に戻りました。
「会話」の条件を満たせるようになったら、また先生について学びます。