独学韓国語勉強おすすめ本
以前 TOPIK I 受けた話はしました。
重複しますが、2018年秋から先生に就いて勉強して一年半経った頃にコロナ禍になり、独学体制になりました。
せっかく勉強したのに、このまま辞めたらもったいないなーって思いつつ、でも、ライブも行けないしって感じで勉強から離れ気味でした。
だから、TOPIK受けてみようって考えて2021年に受けました。
その後、ですが…。進化する勉強はしていなくて、でもせめて現状維持はしようとしていました。
2020年秋に購入して、手をつけ始めたのがこの本です。
耳が喜ぶ韓国語
2021年1月からテストの4月までは、TOPIKのための勉強初めてそちら優先にしたので途中ブランクはあります。
しかし、現状維持より、ずっと素晴らしい恩恵に預かりました。
この本の良さについて話します。
01.現状維持より良いとは、どのようによかったのか。
02.何を目的にするかによっては足りない点もある可能性も
03.どのように使ったか
04.楽しかったです。
01.現状維持より良いとは、どのようによかったのか。
- 単語が、使える形で掲載されている。
- トピック内容が習慣等に触れている。
- 頻出単語が盛り込まれている。
文章中、使われる形で単語が掲載されています。
韓国語は、動詞や形容詞をたくさん覚えても、活用することができないと使えません。
既に文章という形をとっているので、活用された状態で記憶できます。
単語を使える形で頭に入れるので、すぐにドラマ等で耳にできるのでうれしくて記憶が進みます。
習慣
天気予報の話、チキン店の話、大統領選挙の話、百日祝いの話、お酒を飲む時のマナーの話…私はドラマ等、学び始めた頃もそれから後も、あまり見る方ではなかったので、習慣についての話等、韓国・韓国人の方のことについて語られている内容がとてもおもしろかったです。勉強のために読むのではなく、知りたいから読むという形で読んで行かれました。
また、既に知っている方なら知っている話だから記憶につけやすいのではないかと思います。
頻出単語が盛り込まれている
ここで知った単語等をすぐに耳にできるので、よく使われる単語や言い回しをたくさんにしてあるように思います。
せっかく覚えても、そこで終わるんじゃなくて、聞き取れてわかる💡という楽しさがいっぱいでした。
ドラマでの言葉がかなり聴き取れるようになった。
02.でも述べていますが、流行語・口癖的なものはカバーできません。
でも、文脈効果なしに、知っている言葉が聴き取れるようになりました。
※文脈効果とは、ドラマで言えば、画面上何をしているかが視覚的にわかる状態で文章を聞き取ることが出来るという効果です。
例えば、それが学校という場面でされている会話なのか、家族で話している場面での会話なのかが見てわかっていると、自然予測して内容を追うことができます。
でも、そういった場面を見ていないのに、ドラマ視聴している家族の脇を通った時に耳には入ってくる音が、言葉として理解出来ることが増えました。
02.何を目的にするかによっては足りない点もある可能性も
- 요体もあるけどㅂ니다体が多い。
- 教材だから発音が良い。
トピック内容として流行語には触れていますが、流行語で語られるものではないので、流行語をいっぱい覚えたいという場合は、この本は向かないかなと思います。
また、教材だから発音が良いです。なので、記者会見等できちんとお話しされているものについては、聴き取れるようになっていきますが、ドラマや動画で超ネイティブスピーカーならではの早い口調・流行語・口癖(語尾とか、モニョモニョっと呟くとか)は、この教材だけだと厳しいです。
それでも、言葉の基本ではあるので、読んで・しゃべって・聴いての力にはなると思います。
さらに、三つのセクションに分かれていて、セクションが進むとスピークスピードが早く・内容が多くなっていくので、力になると思います。
目安レベル
目安レベルは、Step3でハングル検定3級、TOPIK中級レベルと書かれていました。
本当に試験を受ける目的の場合は場合は、単語数をもっと補充する必要があると思います。
03.どのように使ったか
- 耳で聴く。
- わかりそうなら、また耳で聴く。
- 耳でわかる分限界と思ったら、
- 文字を見ながら聴く。
- 文字を見ながら耳で聴きながらシャドーイングする。
- 音読する。
- 文字を見ながら耳で聴きながらシャドーイングする。
- シャドーイングする。
- 聴きながら意味が理解できるか。
1から4まではサラッと進んで、5.を見ながら耳で聴きながらシャドーイングをしつこく繰り返す。
6.の音読するまで進んだら、次のトピックを耳で聴くから始める。
文章が短い時は、10トピックくらいいっぺんに5.と6.を繰り返していく。
最初のトピックで8.9.くらいまで出来るようになったら、最初のトピックは卒業して、11個目のトピックに進む。
文章が長くなってくると、時間もかかるので、5トピックくらいずつにしました。
全てきっちりこなしているわけではなく、聴きながら理解するというところをしないこともありました。
内容がおもしろいので、全体にどんどん進んでいけます。
ここで大事なのは、「聞けるかどうかをテストするのではなく、
ここでたくさんのことを記憶する。」
ということです。
04.楽しかったです。
一生懸命勉強して、少し韓国人の先生と会話が出来るようになって、ドラマでも、ちょっとした動画でも聴き取れる部分が出てきた人ほど
このスピードのトピックを聴き取れない。
ということにちょっとがっかりするかもしれませんが、
ここで勉強したことが
- 聴けるようになる
- 聴いて理解できるようになる
- 文章の組み立てがさっとできる
ようになるためのものだと考えています。
内容がおもしろかったので、私はがっかりもせず、おもしろいおもしろいと使い進めていった感じです。
この本が大好きです。
最後のトピックが言えるようになった時、続編がないか出版社さんに問い合わせをしたほどです。
尋ねた時がいつだったか忘れましたが、なかったようです。
ぜひ、続編も作って欲しいです。