大工道具が必要だけど名称に自信がないのなら…
2016/11/17
大工道具はたくさんの種類があり名称もいろいろです。
誰でも知っているのこぎりにも大きく分けて二種類あるってご存知ですか?
【鋸(のこぎり)】
- 縦びきノコ
木の繊維と同じ方向に切る。 - 横びきノコ
木の繊維と直角の方向に切る。
そして、両刃、胴付、アセビキ、マワシビキ、折込、ツルカケ、西洋型(押しビキ)などがあります。
【鉋(かんな)】
平カンナ、際カンナ、溝カンナ、面取りカンナ、反り台カンナなど。
【槌(つち)、ハンマー】
普通に槌といえば頭部が鋼または鋳鉄、樫の場合は木槌と呼ぶ。
【錐(きり)】
三つ目ギリ、四ツ目ギリ、つぼギリ、ねずみ歯ギリなど
【鑿(のみ)】
叩ノミ、仕上げノミ(カンナが使えない場所を削る)
【ドライバー】
マイナスドライバー、プラスドライバー、ナットドライバーなど
【ペンチ】
ペンチ、ラジオペンチ、ニッパー、プライヤーなど
【レンチ】
モンキーレンチ、スパナ、六角など
【測定】
- 長短を測定するもの、
- 形状の基準となる機能のもの
折尺、巻尺、曲尺、ノギス、下げ振り、水平器など
【その他】
クランプ…挟むなど固定するものなど
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電動工具
ドリル、ジグソー(木材、プラスチック、金属の切断加工)、サンダー(研磨する工具)
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工具を揃えるために何が必要かわからない時には、購入するお店で、用途を説明すれば教えてくれます(親切なら)。
工作する時に必要な道具について詳細が書かれていなくて、「クランプ」が必要と書かれていているという理由だけで、クランプなら間違いないだろうって勝手に判断して買ってしまった後で、用途としては「挟む・固定」だったとしたらモンキーレンチでよかった。それならうちにあった。またはモンキーレンチの方が後々何にでも使える。となったらもったいない気がします。
以前、工具系の商品で困ってお店でうろうろしていた時に、店員さんが声をかけてくれて、相談してみたら、この先同じものをいっぱい作るのでなければ、こちらよりこちらの方が用途に幅があっていろいろ使えますよ。と親切に教えてくれました。
他の工具のお店でも、尋ねると、用途を尋ねてくれて、教えてくれました。
自分が何に使うのかということについては、しっかり理解している必要がありますが、工具に詳しくなくてもちゃんと親切なお店なら教えてくれます。