速読トレーニング講座受講の感想レポート
00.はじめに
速読トレーニング講座の3か月コースを受講しました。(私が受けた講座は3か月コースのみありました)
読みたい本や読まなければならない資料がたくさんあるので、速読出来たらいいなと思って受講しました。
ここから先をお読みになる方は、個人の感想だと踏まえてください。
つまり、目次項目の最後に「と、私は思いました」が常にある感じでお読みください。
講座や講師を中傷したいわけではなく、もう少しビジネス的に誠実さがあったらと思いました。
- 具体的に何が得られるのか?
- もう少し具体的に何をするのか?
が、述べられていたらと思いました。
00.はじめに
01.私の目的
02.その講座を選んだ理由
03.気になる料金
04.受講内容※詳細ではなく私の気持
05.独学では得られなかったものは得たかもしれないが
06.小説・読み込まなければならない資料には向かない
07.満足されている受講者さんもいらっしゃるので
08.ちゃんとやっていないから?
09.以前購入した本で事足りたような気がします
10.余談
11.効果があったかなかったか?
12.すべて悪いわけではない
01.私の目的
読みたい本や読まなければならない資料がたくさんあるので、速読出来たら助かるなと思いました。
特に、仕事で読むものは、長い時間かけて読むのではなく、つかみたい。
速く読みたいけど、それは拾い読みではない。
読まなければならない本とは、読むのが嫌な本ではないのに…。
時間をかけてしまうとわかりづらいから、速く読みたかったんです。
例えばですが、目的地に行くために、最近よく見かけるアクセス案内パターンで、現地までの写真がたくさんあるものありますよね?
私はあれが苦手です。わからないわけではないし、わかりにくい景色に於いては親切だとも思います。
でも、上から図で示した地図の方がわかりやすいです。
そういう風に、景色も重要ですが、上から全体を捉えた方がわかりやすいです。
資料もいつまでも読み続けるより、上から見る景色のようにつかめたらと思っていました。
02.その講座を選んだ理由
今流行?の無料動画で3つか4つの説明や、内容の一部を案内してれる講座でした。
速読気にかけた人なら、フォトリーディングというものがあるのご存知ですよね?
でも、ああいったものは、出来る人もいるけど、多くは出来ない。
でも、この方法、この講座は、誰でも2倍か3倍の速度にはなれる。
という話でした。
で、実際の目の体操をする前と後の文字を読むというデモが行われ、やってみると、少し早くなった。
ああ、いろいろそういう具体的なテクニックやトレーニングがあるのか、と思いました。
気になる料金発表は最終日の後でという、よくあるパターンでした。
この時点で紹介されている内容から40,000円か、50,000円かなと想像していましたが……。
03.気になる料金
140,000円(税抜)弱
でした。※敢えてぼかした金額にしたのは、ジャストだと特定講座を攻撃しているみたくなるからです。
…動画で紹介してくれた以上の何かがあるのか…。
2倍か、3倍に読めるようになれるなら妥当な価格なのか…??
一次募集では見送りました。
が、二次募集が来た時に、これだけの金額なら想像より内容がいいのかな…。と、勝手に思い込んで申し込んでしまいました。
04.受講内容※詳細ではなく私の気持
※詳細は、たぶん著作権的に守られていると思うので、明かしません。だから完全に個人の感想です。
- 週2回程度、動画配信がされ、それを学ぶ。
- 質疑応答オンラインセミナーも複数回ありました。
トレーニングの誘導なので、内容的にはだいたいいつも同じ。で、少しずつ新しいようなことも提示。
その中で、脳科学、心理学、等々…にも話が及ぶので、それが価格の意味なのか…。
既知のことと思い込み過ぎると、そこで得られるものを逃すと思ったので、正直がっかりしたけど、でも素直な気持ちで受講。
でも、あまりそちら側の内容には詳しくないのかな…。
誰にでも初めてはあるので、講師が若いというのは受け入れられますが、間違った内容?をお話しになられていました…。
それに、台本を読んでいる風な感じでがっかり…。
台本読んでもいいんですが、一度も読んでいない台本を読むようす…。←ということは、台本そのものを自分で作っていらっしゃるわけではない??
段々、がっかり度が増す。
そして、そもそも、動画が一発撮りっぽ過ぎる…。
05.独学では得られなかったものは得たかもしれないが
最終的に、得たものの価値を測ると、
私にとっては、高額過ぎた。
速く読むことだけが大事じゃない。みたいな結末。
学習スタートと、終了時の速度計測をスクール側?講座開催側?で測るとかもなかった。
06.小説・読み込まなければならない資料には向かない
- 情報を得るために資料を見る
- ビジネス書をあれこれ読む
には、向いているけれど、読み込まなければならない資料は、結局速読出来るわけではないということがわかりました。
そして、読みたくないけど読まなければならない本や資料に対する気持ちが変わる
ということが言われました。
…ち、違う。私の求めていたものと違う。
私は、「読みたくないけど読まなければならない本や資料」ではなく、「読みたいけど読むのに時間がかかってしまい、それだと内容がつかみづらいから速く読めるようになりたい」でした。
07.満足されている受講者さんもいらっしゃるので
満足されている受講者さんもいらっしゃるので、悪いものではないのかもしれません。
「速読」に専門家から技術を習う意味があると思った私とは違い、心理学的な内容がよかった方も多数。
※直接お会いしているわけではなく、受講生同士が使う掲示板みたいなサイトがあり、そこでのごようすです。
08.ちゃんとやっていないから?
3か月間、動画視聴しなかった日は一日もなく、毎日継続しました。
もちろん、やり方説明等の部分は、動画配信された新しい時は視聴するけど、同じ動画を視聴する時にはそういうのはみていません。
で、動画視聴以外の部分でも、瞑想(そもそも習慣にあった)と読書もしました。
ちゃんとやっていました。
やらなかったら出来ない理由が、「やらなかったから」に決定するじゃないですか?
だから、毎日取り組みました。
結果…??
09.以前購入した本で事足りたような気がします
例えばですが、水泳って本読んでもうまくならないですよね?実際水に入って泳がなければ、わからない。
ダンスも本読んでもうまくならないですよね?実際に身体を動かさなきゃ。
そういう、その道には教える人がいる意味があると思ったから講座に参加しました。
でも、今回のこの件に関しては、受講してすごい能力ついた方々は別ですが、私には要らなかった。
【世界一わかりやすい 「速読」の教科書】という斉藤英治さんの本についている音源をひたすら聴くのがよかったかもです。
いわゆる遅読の原因が、頭の中の「音読」であるということで、速聴クラスの音読を聴くんです。
別に超速読になれるわけじゃないんですが、「遅読」は卒業出来ました。
10.余談
2017年て、三年前だし、何か研究されて、違うことが言われているかわかりませんが、2017年に速読は科学的にないことが証明された。
と、
講座受講を残すところあと2週間くらいという時に知った。
2020年の今は、どうなんだろう…。2017年以降、誰かが研究してくれているだろうか…。
11.効果があったかなかったか?
証明できない。
同じ文章と条件で、実験できないですものね。
良かった点
目の体操は、忠実に行ったので、わりとたくさん読んでも目が疲れにくくなった気がします。
ただし、…偶然ですが、視力低下を起こしたことがわかりました。
コンタクトレンズを作る時期が、たまたま受講前と今になり、眼科さんに行ったら、視力が急に下がっていた。0.3
…疲れにくくなっていたけど、それって気分が高揚していただけか…。と思いました。
視力が下がってから、冷静になって受講したら(この時点でまだ何度か講座が残っていた)、トレーニングの中に一つ、コンタクトしながらやっては目に負担なんじゃ?というものを感じたのと、トレーニングはほぼ目に良さそうだけど「計測」が良くなさそう…でした。
これも、証明できない。
12.すべて悪いわけではない
でも、選択する時点にいくなら、今度は受講選ばない。
最初に高額だと感じた自分を信じる。
今は、結局こっちを選択したけど、でも、高額だと感じた自分をほめたい…。
13.忙しすぎて、日々の味わうが出来ない人にはいいかもです。
忙しすぎて…
- 景色を楽しめない
- 立ち止まってみるが出来ない
- 自分をほめられない
等の方々には、良いかもしれないです。
そういうところも含めて学ぶスタイルだから。